Windowsのインストーラーツールの紹介
はじめに
ソフトウェア製品を開発している人の最後の作業になる実行ファイルにしたEXEファイル含めた付属ライブラリやファイルなどをインストーラーにして納品・販売することがほとんどだと思います。そのままバイナリ圧縮して提供することもありますねw(ことらの方が簡単ですし!!)
今回は、インストーラーツールのご紹介をしたいかと思います。
インストーラーツール
一番有名なのはなんといっても「InstallShield」ではないでしょうか、機能限定の無料版もあり、日本語対応、GUIで簡単に作成できるツールです。有料版は50万くらい?と高いですが、ソフトウェア製品を開発しているときは使用していました。InnoSetupは、日本ユーザによるネット情報も多く、簡単なものはGUIにて開発できますが、私はスクリプトで書いています。また、ライセンス認証を実装したい場合はいろいろと自前でサーバ構築やらいろいろありますが、ニュートン社「認証レスキュー!2」で整備できるのではないかと思われます。
サンプル
私は最近、InstallShieldからInnoSetupへと変わりました。理由としては、InstallShieldが動作が重く感じていたのとライセンスの関係で開発メンバーとの共有が難しいこともあったためです。あとは無料かつネット情報も多いですし♪
InnoSetupのインストーラー作成手順は簡単で、初心者でも簡単に作れるGUIがあり、スクリプトを知らなくてもある程度作成できます。
- 空のスクリプト選択
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アプリケーション情報入力
- インストール先フォルダ選択
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実行ファイルの選択(付属ライブラリやファイル)
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ショートカット選択
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コンパイル設定(パスワード設定や出力など)
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手順に沿って進めると下図のようなスクリプトが自動で作成され、スクリプトを知らなくとも準備できます。最後にコンパイルするとインストーラのEXEファイルが生成されます。
実際に作成されたインストーラーを実行すると
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インストーラ設定で言語「Japanese」を選択しておくと、「English」「日本語」選択ができます。
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パスワード設定している場合は、入力します。(ライセンス条文など設定すると同意確認画面などが表示されます。)
- インストール先の選択
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ショートカット選択
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以上で簡単にインストールができるようになります。
最後に
あくまでも参考としてご利用下さい。また、各種ライブラリのライセンスにも目を通して、ご利用下さい。
ご利用した方は、コメント頂けると個人的に励みになります。